場所打杭工1(掘削) 直径φ1500mmのケーシングと呼ばれる鉄のパイプを地面に圧入させ、パイプの内側を掘削機械で掘りながら地中へ差し込んで行きます。中を掘削する事で、パイプ自体が土留めの役割を果たし、垂直な掘削が可能になります。ケ-シングは途中ボルトでジョイントされ、地上から約10m)の深さまで、掘り下げます。 |
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場所打杭工2(鉄筋建込み) 掘削の完了後、地上で組み立てられた杭の鉄筋(鉄筋カゴ)をクレーンで建込みます。将来橋脚を支える重要な部材になるため、変型したりしないよう注意して作業します。 |
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場所打杭工3(トレミー管建込、コンクリート打設) 鉄筋カゴが所定の位置に挿入させてから、トレミー管を使って、杭底部からコンクリートを打設していきます。トレミー管を使うのは、コンクリートが高い位置から落下して分離する事を防いでいます。 |
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次にコンクリートを打設しながら、 ケーシングとトレミー管を地面に引き上げ て行きます。この時コンクリートに対して 常時2m以上の根入れがあるようにしてい ます。 |
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堀削の工事 バックホウで計画 の深さまで掘ります |
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杭頭処理の工事 床掘・均しコンクリートを打設後、場所打杭の杭頭処理を行います。杭の周囲に予めカッターで切り込みを入れ、ピックで丁寧に所定の高さまで研ります。杭頭をきれいに研ると、鉄筋が出てきます。 この上にフ-チングを造る事で、杭と一体化した強靱なコンクリートの基礎が出来ます。普段見る事の出来ない基礎の部分ですが、橋を支える大切な役割を果たしています。フ-チングは鉄筋を組み立て、コンクリートを型枠に流して造られます |
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フーチングの工事 杭頭をきれいに研ると、鉄筋が出てきます。この上にフ-チングを造る事で、杭と一体化した強靱なコンクリートの基礎が出来ます。普段見る事の出来ない基礎の部分ですが、橋を支える大切な役割を果たしています。フ-チングは鉄筋を組み立て、コンクリートを型枠に流して造られます |
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壁の工事 フーチングの完成後、壁を施工します 鉄筋の組立、型枠の建込み、コンクリートの 打設、を行います。計画の高さになるまで、この作業を繰り返し、コンクリートが、所定の強度に達してから、型枠を解体して、構造物ができあがりです。壁はコンクリートが直接仕上がりになるので、慎重な作業が必要になります |
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埋め戻しの工事 型枠の解体後フ-チングの部分を埋め戻して、必要な高さまで土で埋戻し、工事の完成です。 |