三陸町歌津馬場中山へ行ってきました。 今回の目的は山の上に仮設住宅を建設する為、アクセス道路の測量のボランティアです。
多くの車も被災して、離れた病院に向かう時も軽トラックの荷台に人を乗せて運んでいました。 雨や風のひどい時でも安心して病院に出掛けられるようにとお貸ししました。 もちろん、保険もこちらで入っていますのでご安心を。 その他に、お米10俵、電動三輪車、電動自転車、電化製品など贈らせていただきました。
かなり広い高台です。 海沿いから標高40m位で、海沿いの道路から300m位登ったところです。
地元の方と、アクセス道路の打合せです。 既存の作業道路を拡幅して作る方向です。 又、地元の皆さんは、とても団結していて、国や県、町が対応できていない為、自らの手で作業を行うようです。 その事を聞いていたので、私たちもこの地区のボランティアに参加しているのです。
現地を見るのは今日が初めてで、どのように,、どの様な道を作るか短時間で考えなければなりません。 考え中です。
測量は当社のスタッフで行っていますが、杭などは、地元の方にチェーンソーでその場で作って頂きました。 伐採や、杭打ちも手伝って頂いて助かりました。
NHKの取材がきました。孤立集落の記録です。 5月2日 NHK総合AM8:15〜放送です。 「孤立集落 どっこい生きる 被災地再起への記録」
測量も順調に終わったので、そのまま福井へ帰ることに。ゼロ泊3日強行スケジュールですが、早く図面を作成して、馬場中山へ送ったほうが良いと。 帰りに特産のおいしいワカメを頂きました。 復興の手が回ってこない地区ですが、地元の皆さんの頑張りが多くのボランティアの方を魅了している集落です。 次回の計画は未定ですが、また、お手伝いしに行こうと思います。
5月21日〜3日間かけて馬場中山へ行ってきました。
現地で不足している機械(バックホウ)や、電気がようやく通ったようなので、井戸のポンプなどを持って行きました。
現地で井戸にポンプを設置している様子です。 材量が足りません。
不足分は、がれきの中から使えるもので代用します。
設置が済み・・・
水が出て、みんな大喜び!! 蛇口から水が出るのは、被災してから2カ月半かかりました。 しかし、水道は止まったままなので、飲料水は運んでこなくてはいけません。 これからも、まだまだ問題は山積みですが、馬場中山では、ボランティアと地元が連携して、一歩ずつ復興に向け歩んでいます。 また、行こうと思った瞬間でした。 By轄vホ組 石塚義徳